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さて、通常は経済に関するトピックを扱っていく予定ですが、今回の地震と関係する記事を見つけたので、そちらをご紹介したいと思います。

現在福島の原発が問題となっており、チェルノブイリ以降の大惨事とまでも報道されています。チェルノブイリといえば、旧ソビエト連邦が犯した大きな過ちですが、このソ連が頻繁に核実験を行っていた場所として、現カザフスタン共和国のセミパラチンスク核実験場があります。<参考1>今回は、このカザフスタンより、原発建設に関するニュースをご紹介します。

「日本での出来事に関わらず、カザフスタンは原子力発電所の建設から手を引くべきではない。」

2011年3月16日。カザフスタンのウェブ紙、” Казинформ”より。
http://www.ca-news.org/news/631911

近ごろ日本で起こった出来事に関わらず、カザフスタンは原子力発電所の建設から手を引くべきでない - カザフスタン産業新技術省副大臣のドゥイセンバイ・トゥルガノフは、本日開かれた電力発展に関する国家評議会で、次のような意見を述べた。

「日本での出来事を踏まえると、私たちの計画で検討されている、放射能の恐れやその他の問題は修正されるであろう。原子力発電に関する計画は、今日ではまだ承認もされていない。しかしながら、政府はそれを是認しており、計画は現在大統領府内で調整されている。私たちは、カザフスタンでの原子力発電所建設を断念するべきではないと考える。」

トゥルガノフ氏によると、問題点は別の場所にあり、それは、原発計画に関する選択への慎重なアプローチと、安全性の問題に関するより多くの注意である。

「これらの問題は今までにも存在した。しかしながら、彼らをもう一度見直す必要があるだろう。これを頭に入れつつ、特にカザフスタンは原発に必要な条件を全て持ち合わせていることからも、私たちは原発がカザフスタンに立てられるべきであると考える。ご存知の通り、ウラン埋蔵量に関してカザフスタンは世界第二位であり、ウランの採掘量に関しては一位である。アッラー自身が、この分野を発展させるよう、私たちに命じたのだ。」

トゥルガノフ副大臣が述べたように、カザフスタンの原子力発電の発展計画は、核燃料サイクルの全ての面での関与を見込んでいる:すなわち、採掘から加工、ウラン濃縮、燃料ペレットの製造、発電用の燃料、そして発電所の建設までである。

トゥルガノフ副大臣はまた、下院で既に1年以上検討中とされている、「原子力の使用に関する」計画が承認され、この分野の発展が加速することを望むと述べた。


日本の企業としては、東芝がカザフスタンのウラン事業と積極的に関わっていることをよく耳にします。<参考2><参考3>
また、国家間同士で、原子力の平和的利用に関する協定なども交わされています。<参考4>
私には、原子力発電について詳しく議論するほどの知識はないのですが、日本は広島・長崎を体験した国として、原子力発電への考え方に関する国際社会での一つのベンチマークであると思います。
その意味において、原発再建に関する日本国内の議論は、予想以上に世界中から注目を浴びるかもしれません。

それにしても、ここでアッラーの名前が出てくるとは驚きました。
カザフスタンは中央アジア諸国の中でも、宗教色の薄い国であると思うのですが・・・
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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